山﨑賢人と山田裕貴が16日、都内で開催された映画「キングダム 魂の決戦」超特大ヒット御礼舞台挨拶に登壇した。
公開から61日間で観客動員438万人、興行収入66.8億円超えを記録し、2026年度邦画実写No.1を更新中の『魂の決戦』。この超特大ヒットを記念して、山﨑賢人(信役)と山田裕貴(万極役)による舞台挨拶が実施された。
原作の連載当時から万極というキャラクターが好きだったという山田裕貴。祖国を蹂躙(じゅうりん)された深い執念と怨念を胸に秘めた難役・万極を演じるにあたり、「歴史上の真実は分からないけれど、俳優としてその人の気持ちを代弁するのが仕事」と強い覚悟で臨んだことを明かした。
劇中、水溜まりに倒された万極が起き上がり、ものすごい叫び声を上げる迫真のシーンについて、山田は「水溜まりから起き上がった後、自分の悲しみや苦しみ、友達の死など全てを背中に乗せて『全部分出し切って叫んでいいですか』と提案した」と、自身のアドリブであったことを告白。実際に叫んだ際には「自分でも想像したことのない声が出た。万極が乗り移って出た声だった」と振り返り、まさに魂の宿った撮影の裏側を語った。
山﨑賢人との共演について、山田は初日の舞台挨拶以来の登壇となった喜びを語りつつ、撮影中に二人で連日のように食事へ出かけ、演技やアクションについて語り明かしたエピソードを披露。お互いに大切にしているものを尋ねた際、偶然にも共通して「魂」という答えに行き着き、撮影中も深く共鳴し合っていたことを明かした。
作中で激闘を繰り広げた万極として、山田は「あえて言います。僕がキングダムで万極を演じるのはこれが最後になります」と語りかけた。「光と闇という表裏一体のキャラクターを演じ切れたのは、一番共演できて良かった山﨑賢人君、そして監督、スタッフ、見てくださった皆様のおかげです」と感謝を口にし、万極という役を通して「身近な幸せに目を向けられるかどうかで人生は変わる。作品から大切なことを学ばせてもらった」と振り返った。
最後には「皆様の魂に何か刺さる男を演じられていたら幸いです。これからも『キングダム』を愛し続けてほしい」と万極役としてのラストメッセージを力強く送り、大きな温かい拍手に包まれながらステージを後にした。
