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西島秀俊、観客の感想に感極まり涙拭う「胸がいっぱいです」 満島ひかりの目にも

映画『時には懺悔を』初日舞台挨拶

 西島秀俊がこのほど、都内で行われた映画『時には懺悔を』初日舞台挨拶に登壇。作品を観た観客の感想に、感極まり、涙を拭う場面があった。

 本作では、実際にスペシャルニーズを持つ(特別な支援を必要とする)子供たちがキャストとして出演しており、プロの俳優ではない彼らと西島らキャスト陣が共演を果たした。西島は現場での気づきについて、「カメラの前での表情がこれほど素晴らしいのかと感じた」と語り、「ストーリーと合致する奇跡のような瞬間を目の前で見られたことは、とても感動的だった」と、劇中の子供たちのありのままの姿に深く感銘を受けた様子を振り返った。

 上映後の熱気が冷めやらぬ中、西島が直接客席に降りて感想を聞きに行くという、異例の演出が実施された。マイクを手にした、重い発達障害と精神疾患を抱える子供を育てる女性は、「絶対の正解や、間違いのない幸せなどはないのだと痛感した」と自らの葛藤を吐露。さらに、劇中で描かれた子供たちの日常的な表情(お風呂に入ったときや食事のとき、雨が顔に降り注いだときに見せる表情の変化など)に触れ、「こんな風に表情が変わり、嬉しそうに笑顔になるのだと初めて知った。小さな幸せを重ねながら生きている家族が世の中にたくさんいることを知り、本当に価値のある素晴らしい作品だと感じた」と涙ながらに感謝を伝えた。また、30年前から西島の大ファンであることも明かし、会場を温かい空気に包み込んだ。

 女性の切実な思いを直接受け止めた西島は、感極まって涙を拭った。客席にももらい泣きが広がる中、西島は「素晴らしい感想をいただいて胸がいっぱいです」と声を震わせた。隣の満島ひかりの目にも光るものがあった。最後に西島は、「この映画の登場人物は、ある小さな命のおかげで光をもらって人生が動き出す。僕自身も役を通してその光を受けた」と語り、「観客の皆さんの人生にもその光が届くことを心から願っている」と結んだ。

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