さまざまな思いが込められた1stアルバム『W』
――ではいずれレーベル担当者さんも前に出てくるんですね(笑)。さて、12月25日にメジャー1stアルバム『W』が発売されます。収録曲の中でWAVEを象徴する楽曲はどれだと思いますか?
YASU 特色が出ているのは、それこそ全部です。インディーズ時代の楽曲「ANY」「いつまでも」「Into the WAVE」も収録されているので、その時代と今のWAVEが見られると思います。
――では推し曲は?
MASA 「願い」は絶対的ですね。
マネージャー 好きな曲は「きみの影」。押し曲は「いつまでも」かな。WAVEが結成当初から歌ってきた曲なので。
YASU やっぱり僕はデビューシングルにもなった「Beautiful Life ~Orchestra Version~」です。デビュー当時の思い出が詰まっているので、今回はオーケストラバージョンにもなっているので、どんな反応をしてくれるか楽しみです。
SEN 僕は全部なんですけど…実は、メジャーデビューの日でもある5月9日が僕の誕生日で、その1周年に出した4枚目のシングル「TIME/ナミダ」もありがたいことに、僕の誕生日にリリースしていて。ですので、その表題曲で今回収録されている「TIME」には強い思い入れがあります。しかも、カラオケに初めて僕らの名前で配信されたのもこの曲ですし。
MASA 僕は「White」です。12月25日に神奈川県民ホールでライブをやりますが、その時に初披露させて頂く予定の曲です。ですので、今からワクワクとしていて。この曲は、クリスマスをテーマにしていて、この前、電車で聴いていたら感極まってしまって。頭のなかで振りをイメージして聴いていたら、感情が入ってきちゃって…。自分の曲で泣くことはあまりないんですけど、こみあげてきましたね。シンプルな曲だけど、それがかえってストレートに響いて。今後押していきたい曲です。
――アルバムタイトルの「W」は、グループ名の頭文字をとっている?
MASA 実は色んな解釈ができるようにしていて、WAVEの「W」、この「W」にこれからいろんな思いを詰め込んでいきたいという気持ちもあります。それと、初めてのアルバムということもあって、ジャケットは白を基調にしていて、ファンの人との思い出をここに描いていきたい、という白いキャンバスの意味でのWhiteで「W」でもあるし、それこそ冬、ということでWinterの「W」とか、いろんな意味が捉えられように付けました。いろいろと考えていたから、WAVEでいこうかと。
グランプリ獲得で得た自信、リスクのなかで受けたオーディション
――これまでにたくさんのライブをされてきていると思いますが、印象に残った出来事はありますか?
SEN 12月25日の初ホールワンマンもこれからの思い出になります。
MASA 僕らは毎年、グループとしてのコンセプトを立てているんです。それもやっていくうちに変わっていくんですけどね。今年は「アルバムを出そう」や…。
SEN ライブの「規模は大きくしよう」とか。
――そのコンセプトはクリアできていますね。
MASA 嬉しいことにそうですね。そうした中で印象に残っているのは…。
SEN 岡山じゃない?
YASU 岡山県で開催されている4000人規模の音楽フェス『MUSIC TRIBE』があるんですが、僕らが憧れているアーティストが多く出るイベントで、2年前から「出たいね」とは言っていました。それで今年、オーディション(バトルオーディション『Road To MUSIC TRIBE』)が開催されるということで、それに勝ち上がればフェスに出られるから「応募しよう」となって。いろいろと条件があるんですが、出られるかどうか微妙だったなかで受けて、歌が上手いグループがたくさん出ているなかで、東京代表に選ばれて出ることができました。
MASA いや~、リスクがあるんですよ。そのオーディションは応募資格にプロアマを問うてなくて、僕らは歌には自信があるんですよ。でも、プロとしてこの時期に受けて、確実にトップになれるかといったらガチンコ勝負だから保証されていないんですよ。もし落ちたら、そのリスクは大きい。だけど、落ちた場合はどうするか考えないで突き進んだ感じです。とりあえず受けようと皆で決めて。でも何度言いますが、リスクが高すぎてこの時期に受けるようなオーディションではなかった。だから、死に物狂いで頑張りました。
SEN 岡山、大阪、東京の3会場ぞれぞれで競って、3組が本線に出られるイベントなんです。3000組が応募したから単純にみても1000分の1の確率。それで東京代表に選ばれたんですが、それは嬉しかったですね。
MASA グランプリを獲ったことは僕らにとって大きなことでした。でも、グランプリが発表されるとき、僕はぎりぎりまでひねくれていましたからね(笑)。ずっとYASUに向かってこれ落ちたらどうするの?」「大切な時期なのに」「落ちた時のことを考えておけよ」と突っつくように言っていたけど、グランプリ受賞者の名前に「WAVE」が読み上げられた時、「よっしゃーーー!」って誰よりも喜んでいたのは僕でしたから。もう完全に手のひら返しです(笑)。
SEN でもそれぐらいのリスクがあったんですよ。
MASA これで落ちたら…という。そこまで作り上げたものが全て崩れるから。プライドもありますし、プロモーション的にマイナスになりかねない。なのにYASUは平然とこういうものを持ってくる。YASUはたまにこういうビッグウェーブをブッこんでくるんですよ(笑)。
SEN その副賞で、そのフェスの実行委員長でもありプロデューサーのLugz&Jera(ラグズ・アンド・ジェラ)さんが楽曲プロデュースをしてくれるんです。「BIG WAVE」というんですが、これも12月25日のライブで披露する予定です。
――YASUさんは意外なものを持ち込んでくるんですね?
MASA そんなのばっかですよ。
――一番のトラブルは?
MASA 結成して初のワンマンです。開催1週間前に事故りました。
SEN 原付と。
MASA 徒歩で、相手がバイク。慣れない朝ランをしていて。コーラを飲み過ぎて絞らないといけないとうことで朝ランして、角を曲がった時に配達のバイクと「バチン!」と当たって。
SEN 入院するような怪我だったのに…。
MASA その日にスタジオ入りをする、一番大事な最後の詰めの時。それでSENと僕がスタジオに入ったら、YASUが先に来ていて「おはよう!」と言いながら彼を見たら、ボコボコの顔で。
SEN その顔で「会場使用料の支払いに行ってきた」って。それはいいけど「どうしたの? その顔?」と。その前に「病院だろ!」って。
MASA ほんまびっくりして。「事故った」って…「え? それで来たん? 無理やろ」と。病院は、YASUは「リハがあるから入院は嫌だ。だから来た」と。「そんなのできるか?」と言い返したけど、「大丈夫」って言い張るから、やってみたけど、やっぱり様子がおかしい。結果的に病院に行くことになったんですよ。
SEN 事故った時に言えばいいのに、言わない。YASUは言わないんですよ。
――責任感が強いのかもしれないですね。
MASA それがないんですよ。といか責任感が違う方向になっている。だから言ってほしいんですよね、対処できるから。入院はしなかったけど、体は大丈夫だったけど、顔が…ってどういう状態で事故ってるんだよって(笑)。ひとりでサングラスして。結局、ギリギリに治ったけど。だから、12月25日のライブもきょうあたりが怖い。
YASU 辞めて下さいよ(笑)
MASA ちなみにマネージャーは今年ぎっくり腰をしているし…。
――MASAさんとSENさんは?
MASA 真面目だからぼくらはない。
SEN 注意しているから。
MASA 生態が違うから(笑)。ここ(YASU)とここ(マネージャー)とはね。
マネージャー 初めてこの組み合わせになったよ…(笑)。
来年に繋げるクリスマスに
――2014年に結成して、今年5年目に突入しましたが、この間いろんなことがありましたか?
SEN いろいろあったけど、それは次回のインタビューで。
MASA 3パターンぐらいできますよ!
――では次回に取っておくとして…それでは12月25日に向けての意気込みを。
YASU まずは事故らないこと。それと健康的に。先日、インフルエンザの予防接種を受けたんですよ。そして、4年間の集大成ということで、WAVEの結成当時からの曲や新しい曲全部歌うので、WAVEのあゆみを全力で見せていきたいと思います。
SEN もう楽しみしかないですね。初のホールワンマンですし、お客さんが期待しているそれ以上のことを全力で見せていきたい。このアルバム『W』を聴いてもらえれば、より僕らのことを好きになってくれると思う。何より一緒に楽しみたい。
MASA このふたりが言ってくれたけど、結成から4年が経ってようやく今の形が出来ました。それを見せられるのが今回のホールワンマン。僕らにとっては最大規模で挑戦でもありました。だから次の年に繋がる成長にもなるし、5年以上続けていくための節目にもなると思っています。僕らの成長も見てもらいつつ、一緒に歩んできたファンの方と楽しく過ごしたい。
実は12月にワンマンをやるのは例年あったんですが、12月25日のクリスマスの当日にファンの方と過ごすのは初めて。最初のうちは初めての規模だからイメージはつかなかったけど、でも日に日にそれが実感になっていって、やれることに嬉しさが溢れています。WAVEの近くにいてくれた人たちにきっと喜んでもらえると思う。僕らがファン目線で発信していることを感じ取ってほしい。そして、絶対に良いライブができると思う。その当日は良い一日にしたい。そして、来年に繋げていきたい。
――こう考えると「良い波」に乗っていますね。「いい波のってんね」は流行語大賞にもノミネートされましたが…。
MASA 僕らそれ以前から使っていたんですよ。コールアンドレスポンスで。それを使い出してから良い波がきだして、それに乗っているような感じです。プラスの言葉だから、自分が言い続けることで本当にプラスになっている。ほんまに良い波に乗っている実感はあります。
――言霊というぐらいですからね。
SEN 今年は特にそう感じてますね。
MASA それまでは踏ん張っていることが多かったけど、今は自然に乗っている感覚なんですよ。
SEN じゃあ、来年は滝登りで(笑)。
――滝登りを目指す来年、どういう年にしたいですか?
SEN WAVEの名前、そして僕らの曲名を全国に広めていきたいです。
MASA メディアもそうですけど、全国各地に回って僕らの名前や曲を伝えていきたいですね。
(おわり)
ライブ情報
WAVE HALL ONE-MAN LIVE
神奈川県民ホール 小ホール
開場 17:45 開演 19:00
チケット 前売り 3000円
http://sort.eplus.jp/sys/T1U14P0010163P0108P002265813P0050001P006001P0030001
