TBS系火曜ドラマ『君の好きは無敵』第9話が放送された。第9話では、権利譲渡を巡るコンペで罠を仕掛けた大三島(本郷奏多)の悪事が明らかになり、会場は大混乱に陥った。その後のSNSバッシングや商品の大量返品により、主人公の草壁杏奈(松本若菜)と瀬尾深月(佐野勇斗)が率いる「デザイン瀬尾」は絶体絶命の危機に立たされる。(ネタバレあり)
起死回生をかけて杏奈が探し出した1000万円の出資者として姿を現したのは、ほかでもない宿敵・大三島だった。これまで犬猿の仲だった瀬尾は大三島が秘めていた「好き」の形を知り、歩み寄りを見せる。大三島もまた、瀬尾が理解を示してくれたことで、その手をとることを決めるのだった。

これまでシニカルな宿敵として立ちはだかってきた大三島だが、第9話で明かされた内面や叫びは視聴者の心を揺さぶった。放送直後からSNS上では、本郷が見せた迫真の演技と役に込められたメッセージに対して、「大三島の『好きの劣等感』を感じる気持ちは凄く共感した」、「同じ好きなのに気持ちの大きい方が正しいみたいに扱われて、小さい人は好きって言えなくなるのわかる」、「大三島の言葉が心に刺さってしまい悔しい、、、」、「大三島の言葉に共感してしまい、ちょっと好きになった」など反響を集めた。
冷徹なプレジデントの仮面の下にある「好きの劣等感」を人間味たっぷりに演じきった本郷の表現力が、キャラクターの魅力を一気に開花させた格好だ。
杏奈が去り、傷心の瀬尾が大三島を仲間に迎えて再起を誓う中、物語は最終章へと突入する。姿を消した杏奈のもとに舞い込んだのは、経営難に陥ったMERRYを再起させてほしいという驚きの依頼だった。
大三島という強力な存在を得たデザイン瀬尾の行方、そしてMERRYの再建を巡る新たな波乱など、本郷演じる大三島が握るキーパーソンとしての役割に注目が集まる。
